うさぎの去勢手術

※手術の画像があります。苦手な方は閲覧しないでください。
※このコラムの内容は、この患者さんでのケースであり、一般的ではないことも記載されています。個体により状況は異なりますので飼われている伴侶動物で気になることがあれば、かかりつけにご相談されることをお勧めします。
※この度、HPへの掲載にご協力いただいた飼い主様と伴侶動物に感謝申し上げます。

概要

うさぎ(6ヶ月齢 オス)が去勢手術希望のため来院されました。当院では、麻酔前の診察、検査をしっかり行うことで、麻酔によるトラブルを可能な限り未然に防ぎ、安全に手術を行えるよう努めています。この患者さんも事前に血液検査をさせていただき、病的な異常を認めなかったため、手術を行いました。特別変わったこともなく、手術も終わり、麻酔の醒めも問題ありませんでした。術後も特に問題なく、術後2週間目では傷も問題なかったため経過観察となりました。

うさぎの去勢手術について

うさぎにおいては、去勢手術のメリットは雌の避妊手術に比べると多くはありません。精巣を摘出するので精巣の腫瘍にはなりませんし、鼠経ヘルニアという疾患の予防にもつながります。また、うさぎは通年発情期のため、スプレー行動や縄張り行動などが抑制され、普段の生活の安定につながります。
一方、麻酔をかけて手術するわけですから、リスクがないわけではありません。しかし、若いうちの健康体であるときの手術と、病気になってトラブルを抱えてからの手術では、リスクが圧倒的に違います。メリットとデメリットをしっかり考えて選択することが重要です。

▲今回手術したうさぎの外観写真

▲手術直前の写真です。皮膚を一部切開して、精巣を引っ張り出して精管と血管を縛り、切除します。

▲術後の画像です。傷は小さいため、当院では医療用の接着剤で傷を塞ぎます。

当院では、うさぎの手術は基本的に日帰りで行います。うさぎは環境の変化でごはんを食べなくなることが多いため、麻酔からの醒めに問題がなければ、その日に退院します。
退院時には、抗生剤や鎮痛剤などの内服を処方します。
退院後3日目の診察では、食欲なども問題なく、傷の治りも順調でした。
退院後17日目においても傷は問題なく、治療終了となりました。

うさぎの去勢手術についてもっとくわしく!

うさぎの去勢手術については、病院、獣医により考え方、方法などが異なります。当院では、うさぎの精神的なストレスを考慮し、麻酔からの醒めに問題がなければその日のうちに慣れた環境(自宅)に戻してあげるようにしています。ただし、麻酔により消化管の動きも抑制されていますから、まれに食欲がないなどトラブルが出る場合があり、翌日来院してもらうことがあります。
手術後は、代謝の関係から太りやすくなるため、運動量や食事の量、摂取カロリーなど注意が必要です。

症状

特になし

検査

術前検査として血液検査やレントゲン検査

治療

術式は様々あり、病院により異なります。当院では、吸入麻酔後、血管確保し寝かせ手術に入ります。基本的に両側の精巣を摘出、常法通り閉じます。

※伴侶動物の症状、状態には個体差があります。伴侶動物で気になることがあれば、かかりつけにご相談されることをお勧めします。このコラムの内容閲覧により生じた一切のトラブルについて当院では責任を負いかねます。
※当院では、飼い主様と伴侶動物の協力のもと、多くの伴侶動物ができる限り疾患に罹患しないよう情報を共有するため、個人情報に配慮したうえで伴侶動物の疾患の報告を行っています。改めて、この度、HPへの掲載にご協力いただいた飼い主様と伴侶動物に感謝申し上げます。引き続きこの子の健康維持に向けて尽力してまいります。
※伴侶動物の症状、状態には個体差がございます。伴侶動物で気になることがあれば、かかりつけにご相談されることをお勧めします。このコラムの内容閲覧により生じた一切のトラブルについて当院では責任を負いかねます。

うさぎの診療

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050-3196-4900

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