文鳥の気持ちを知ろう!文鳥との上手なコミュニケーションの取り方

毎日お世話しているのに、「名前を呼んでも反応しない」、「手に乗るのを嫌がる」など、文鳥との距離がなかなか縮まらないと感じることはありませんか?文鳥がなつかない場合、もしかしたら飼い主の対応の方法がほんの少し違っているのかもしれません。そこで今回の記事では

⚫︎文鳥がなつかない原因

⚫︎文鳥とのコミュニケーションの取り方

⚫︎仕草から読み取る文鳥の気持ち

についてわかりやすく紹介します。

文鳥がなつかない原因

⚫︎信頼関係が築けていない

⚫︎環境に慣れていない

⚫︎飼い主に嫌なことをされた

⚫︎お世話していない

などがあげられます。文鳥は、人の接し方や周りの空気にとても敏感な生き物です。そのため、たとえ手乗りに育っても、その後かまわなかったり、背中側から捕まえたり、と飼い主の何気ない仕草で急に怖がってしまうことも。そんなつもりはなくても、文鳥にとって嫌な記憶として残れば、信頼関係はあっという間に壊れてしまうのです。

また、文鳥が飼い主の存在を認識するタイミングは、ヒナから大人の羽へと変わる「1回目の換羽期」といわれています。この時期に

⚫︎さし餌切り替え後、人と接する時間が少ない

⚫︎人が原因で怖い思いをした

⚫︎人よりも他の鳥と一緒にいる時間が多い

などの状況で過ごした場合、文鳥が飼い主を警戒してしまうことがあります。文鳥に「飼い主=危険な相手ではない」ことを認識してもらうために「文鳥の意思を尊重する」、「嫌がることは極力しない」これら2つの原則を守り、できるだけ文鳥とのコミュニケーションの時間を取るように心がけましょう。

文鳥とのコミュニケーションの取り方

「文鳥ともっと仲良くなりたい!」そう思う飼い主は多いでしょう。文鳥との距離を縮め、仲良くなるためには4つのポイントがあります。

⚫︎鳴き声をよく聞いてあげる

⚫︎行動の前には一言声をかける

⚫︎指先を文鳥に向けない

⚫︎アイコンタクトを取る

それぞれについて、以下にみていきましょう。

  

鳴き声をよく聞いてあげる

1つ目のポイントは、「鳴き声をよく聞いてあげる」ことです。もちろん個体差があるため、すべてが当てはまるというわけではありませんが、文鳥は鳴き声の質や音量などを使い分けて自分の感情を伝えようとします。

鳴き声 気持ち
「チッチッ」「ピッピッ」と短く強めの声 飼い主への呼びかけ・要求「ねぇねぇ」
「グルルル」「キャルキャルキャル」と強めの声 怒り・警戒「なんだ、このやろう!(チンピラ風)」
「ヒューヒュー」「キューキュー」と高く小さめの声 寂しさ・甘え「かまってよー」「こっちおいでよ!」

文鳥には桜文鳥・白文鳥・シルバー文鳥・シナモン文鳥などさまざまなカラーバリエーションがありますが、種類で鳴き声の大小が変わることはとくにありません。上記以外にもさまざまな鳴き声があるので、文鳥が鳴き始めたら「今どんな気持ちを伝えたいのかな?」と鳴き声に耳をかたむけてみましょう。

行動の前には一言声をかける

2つ目のポイントは、「行動の前には一言声をかける」ことです。たとえば、

⚫︎ご飯や水の入れ替えや掃除するときは、「〇〇ちゃん、お水を換えるよー」

⚫︎放鳥するときには、「〇〇ちゃん、出ておいで!」

⚫︎掃除する前には、「〇〇ちゃん、今から掃除するからね!」

など、文鳥にたくさん話しかけましょう。文鳥は、仲の良いペアほど礼儀正しい生き物です。

たとえば、同じお風呂に入る場合に順番待ちしたり、邪魔ならクチバシで軽く背中をつついたり、と相手に意思を伝えてから行動します。文鳥が飼い主を礼儀正しい相手だと認識すれば、そのうち文鳥の方から甘えてくるなどさまざまなアクションを起こすようになるでしょう。

指先を文鳥に向けない

3つ目のポイントは、「指先を文鳥に向けない」ことです。文鳥にとって、クチバシを向けられることは「威嚇」を意味します。そのため、指先やペンの先端など尖ったものを文鳥に向けると、文鳥は敵対行動を取られたと感じ、怖くて逃げ出したくなったり、喧嘩腰になったりすることも。文鳥と仲良くなりたいのなら、文鳥の嫌がることはできるだけしないようにしましょう。

アイコンタクトを取る

4つ目のポイントは、「アイコンタクトを取る」ことです。一般的に、顔や視線を通じたコミュニケーションは多くの動物に備わっているといわれ、文鳥もアイコンタクトで相手の感情を読み取ろうとします。文鳥が飼い主の目をじっと見つめてきたときはコミュニケーションを取ろうとしているサインなので、対応してあげましょう。もちろんアイコンタクトの長さや好みには個体差があるので、適度な距離で文鳥とアイコンタクトによるコミュニケーションを楽しんでくださいね。

仕草から読み取る文鳥の気持ち

文鳥は、小さな体を目いっぱい使ってさまざまな感情を表現してくれています。最後に、そんな文鳥の気持ちがあらわれる仕草についていくつか紹介しましょう。

つつく・甘噛みをする

文鳥が飼い主の指先や唇を「やさしくつつく」、「甘噛みする」場合は、飼い主に甘えて愛情や親密さを伝えている状態です。文鳥は仲間の体についている汚れを取ってあげたり、仲間同士で羽づくろいをし合ったりと、信頼する相手にクチバシでやさしく触ります。一方、

⚫︎強い力で噛むい

⚫︎痛いほどつつく

⚫︎口を開けて唸る

などの場合は、機嫌の悪さを伝えていることも。とくに換羽期など、文鳥のメンタルが不安定のときに飼い主が遊び半分でからかったり、叱ったりすると信頼関係が崩れるケースもあるので注意しましょう。

手や肩の上で羽づくろいをする

「手や肩の上で羽づくろいをする」のは文鳥が飼い主の肩や手の上を安心できる場所と認識している証拠です。一般的に、文鳥は安心できない場所ではのんびりと体のお手入れをしません。

つまり、飼い主の手や肩の上でお手入れを始めた場合、それほどリラックスできるまで飼い主を信頼しているということなのです。飼い主に守ってもらえる場所と認識しているので、十分に甘えさせてあげましょう。

尾羽をプルプルする

「尾羽をプルプルする」のは、主に文鳥が「満足した」ときにする仕草です。たとえば、放鳥して飛び回った後やご飯を食べたとき、水浴びが終わったときなど、満足度が高いときにプルプルさせます。

一方、繁殖期のメス文鳥が尾羽を高速で横に振っている場合は、発情して「交尾しているつもり」になっている可能性も。産卵は体力の消耗や、卵詰まりなどのリスクもあるため、産卵を希望していない場合は何か別のことに意識を向けさせて発情を抑えてあげましょう。

「ギチギチ」と喉を鳴らす

文鳥が「ギチギチ」と喉を鳴らすのは、主に「幸せを感じる」ときや「機嫌が良い」ときにする仕草です。嬉しいときに歌を歌うオス文鳥が多い一方、この仕草はオスメス共通の仕草といわれています。この音を出すときの文鳥はうっとり顔であることも多く、まさに飼い主への信頼と幸福の表現といえるでしょう。

まとめ

今回は、「文鳥とのコミュニケーションの取り方」や「仕草からわかる文鳥の感情」などについて解説しました。文鳥と一緒に生活するなかで、

⚫︎鳴き声をよく聞いてあげる

⚫︎行動の前には一言声をかける

⚫︎指先を文鳥に向けない

⚫︎アイコンタクトを取る

などをすると、もっと文鳥と仲良くなれるでしょう。日々の生活でたっぷりと愛情を注いであげて、文鳥との絆を深めるコミュニケーションをぜひ実行してみてください。

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