文鳥のケージはどこに?ケージの選び方〜おすすめの置き場所まで解説

文鳥を飼ううえで欠かせないアイテムである「ケージ」。

「どこに置いても一緒でしょ?」と考える人も多いかもしれませんが、文鳥にとってケージは一生のうちほとんどを過ごすお家です。そのため、ケージを置いた環境が悪ければ、安心するどころか過度なストレスがかかって文鳥が体調を崩してしまうことも。そこで今回の記事では、

⚫︎文鳥のケージの選び方

⚫︎おすすめの設置場所

⚫︎設置を避けるべきNGゾーン

についてわかりやすく解説します。

文鳥のケージの選び方

置き場所を知る前に、まずはケージの選び方から簡単にみていきましょう。

文鳥のケージを選ぶポイント

ケージを選ぶときは「十分な広さ」、「掃除のしやすさ」といった2つのポイントをチェックしましょう。

サイズは最低でも幅・奥行きが30cm以上、高さは40〜50cm以上あるものがベストです。ケージ内のレイアウトにこだわる場合は、もう少し大きいサイズでもかまいません。運動不足にならないためにも、文鳥が羽をいっぱいに広げても窮屈に感じないサイズのものを選びましょう。

また、ケージ購入時のチェックとして忘れがちなのが「掃除のしやすさ」です。不衛生な環境で飼育していると、雑菌が繁殖しやすく、文鳥が病気になるリスクが高くなってしまいます。そうならないためにも、「清潔な空間を保ちやすいか」という点をしっかりチェックしておきましょう。具体的には

⚫︎重すぎない

⚫︎水洗いができる

⚫︎床面の部分が引き出せる

⚫︎掃除しにくい形をしていない

などのようなケージが掃除しやすく、おすすめです。

  

文鳥用のケージの種類

ケージの種類はさまざまなものがありますが、大きく分けると「金網タイプ」、「パネルタイプ」の2種類に分けられます。それぞれの特徴についてみていきましょう。

金網タイプ

金網タイプは、数あるケージのなかでもオーソドックスなタイプであり、色やデザインなどバリエーションの豊富さが特徴です。金網を分解できるタイプも多く、丸洗いして清潔に保ちやすいというメリットがあります。さらに、フンキリ網がケージ床のトレイと同時に引き出せるものだと、手入れも簡単に済ませられるのでおすすめです。

一方で、ケージの外に文鳥がご飯を撒き散らしやすいといったデメリットがあるほか、隙間が多い分保温しにくいので、置き場所に十分気をつける必要があります。ケージの網は塗装されている場合が多いものの、安全性を心配する人は、錆びにくいステンレス製のものを選ぶと良いでしょう。

パネルタイプ

パネルタイプは、全面または一面が透明のパネルになっているため、文鳥のかわいい瞬間がいつでも見られると近年人気を集めています。金網と違って、文鳥の羽やご飯がケージ外に飛び散りにくい点も魅力の1つです。ただし、文鳥によっては透明パネルに気づかずぶつかってしまうケースも。慣れるまでは、文鳥が透明パネルを視認できるよう目印をつけておくなどの工夫が必要でしょう。

また、パネルタイプは、その形状から通気性が悪くなってしまいがちです。とくに夏場はケージ内の温度が上がりやすいため、換気やエアコンを使用して適温を保つようにしましょう。その分保温性には優れているので、季節によって使い分けるのもおすすめです。

おすすめのケージ置き場

では、一体どんな場所にケージを置けば、文鳥が快適に過ごせるのでしょうか。具体的には

⚫︎人の気配が感じられる場所

⚫︎日当たりと風通しが適度に良い場所

⚫︎エアコンなどの風が直接あたらない場所

など、文鳥が落ち着けるところが理想的です。以下に、くわしくみていきましょう。

人の気配が感じられる場所

1つ目のおすすめ場所は、「人の気配を感じられる場所」です。文鳥は、本来群れで生活する習性をもつ生き物です。

そのため、長い時間ひとりぼっちで寂しい時間が続くと、ストレスから問題行動を起こすことも。そこで、人の気配が感じられる場所、たとえばリビングなどにケージを設置してあげると文鳥は寂しく感じずにすむでしょう。文鳥が安心して暮らせる場所は、いつだって信頼できる飼い主の近くなのです。

ただし、あまりに夜遅くまでリビングに人がいる場合は、文鳥が眠れず、体調を崩す原因になりかねません。そんなときは就寝時だけ別の部屋に移動させるなど、文鳥が快適に休めるように工夫してあげましょう。

日当たりと風通しが適度に良い場所

2つ目は、「日当たりと風通りが適度に良い場所」です。文鳥にとって日光を浴びることは、「ホルモンバランスの調整」、「ビタミンDの生成」などメリットがたくさんあります。とくにビタミンDは、健康な骨格の形成に必要な成分なので、天気の良い日は積極的に日光浴させてあげましょう。

ただし、いくら日光浴が体に良いといっても、長時間日光を浴びると体温調節がうまくできず、熱中症や熱射病などの危険性を高めます。日光浴の適度な時間については1日15分〜30分程度といわれており、普段は紫外線が直接あたらない場所にケージを置くのがおすすめです。

エアコンなどの風が直接あたらない場所

3つ目は、「エアコンなどの風が直接あたらない場所」です。夏や冬などは室温の調節のために、エアコンを使うこともあるでしょう。そのとき、直接風があたっていると文鳥にストレスがかかるだけでなく、さまざまな病気を引き起こす原因となることも。

夏に扇風機を使用する場合は、文鳥のケージではなく、部屋の壁に扇風機の風をあてるようにして置きましょう。壁にあてることで、風が跳ね返って心地よい風量になります。冬は、床に冷気が溜まりやすいため、なるべく床から離してケージを置き、保温器を使って寒さを和らげてあげましょう。

ケージの設置を避けるべきNGゾーン

一方、「音や人の出入りで騒がしい場所」、「キッチンに近い場所」などにケージを設置するのはおすすめしません。このような場所にケージを置いていると、文鳥がケージ内でストレスを抱えてしまう可能性があります。

音や人の出入りで騒がしい場所

まず、「音や人の出入りで騒がしい場所」にケージを置くのは控えましょう。たとえば、「玄関の近く」、「TVやスピーカーの近く」などがあてはまります。

玄関の近くは温度変化が激しいうえに、人の行き来が多いため文鳥が常に緊張してしまい、リラックスできません。これは、TVやスピーカーの近くなど、大きな音が常に流れている場所も同様です。私たち人間がうるさい場所では落ち着けないように、文鳥も強いストレスを感じてしまうのです。

キッチンに近い場所

キッチンに近い場所も、置き場としては控えましょう。これは、一般の家庭に多いテフロン加工のフライパンを加熱したときに発生するフッ素ガスが、鳥にとって有毒であるといわれているからです。場合によっては、グリルやオーブンレンジなどからも同じような有毒なガスが出ることも。

過去には、有毒なガスを吸入し続けた鳥が呼吸不全により命を落としてしまった、というケースもあるようです。文鳥の命に関わるので、料理などでテフロン加工のフライパンを使用するときは換気を忘れないようにしましょう。

まとめ

今回は、文鳥のケージの選び方や置き場所について解説しました。

文鳥のケージは、「適度に飼い主とコミュニケーションができ、温度変化の少ない場所」に置くのが理想的です。文鳥が安心して暮らすためには、飼い主の存在とサポートが欠かせないのです。

これから文鳥を飼い始める人だけでなく、文鳥を現在飼っている人も、愛鳥が快適に過ごせるようにケージ周りの雰囲気や温度などの環境管理に注意してあげてくださいね。

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