泌尿器系の病気は早期発見、早期治療が重要

泌尿器系の病気は早期発見、早期治療が重要になります。軽度の膀胱炎や結石症などの疾患は犬で一般的にみられ、また症状が軽い場合もあるため放置されがちですが、上行性感染の進行による腎盂腎炎などの上部尿路感染症や、尿石が尿路を詰まらせることによる膀胱破裂や水腎症などの命に関わる疾患を続発させることがあります。

動物病院来院の際に気を付けること

犬に尿の排出に関係する症状がみられ、動物病院を受診する際にはできるだけ新鮮な尿を持参するようにしましょう。新鮮な尿を検査することで、結石や細菌などの疾患の原因や、尿の生化学的組成などの情報を得ることができ、より良い治療をおこなうことができます。

尿の取り方には排尿時に紙コップなどで直接採取する方法や、吸水面を下側に裏返したペットシートに排尿させ、溜まった尿を採取する方法があります。採取した尿は2重にしたビニール袋などで密封し、できる限り保冷して持ち込むようにしましょう。

白田先生

獣医師ライター

獣医師。14年間一般の動物病院に勤務しました。そのあと自分の病院を開業して今年でちょうど10年になります。私もこれからもっと成長していきたいです。得意な分野は消化器、内分泌、眼科です。

※本ライターによる執筆は本ライターに帰属するものであり、その正確性や内容に関してちゅら動物病院がなんら保証するものではありません。

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