2022.11.17
ワクチン接種は、時に命の危険を及ぼす恐ろしい感染症から愛猫を守るために非常に重要なことです。外飼いの猫の場合、徘徊中どこで何をしているか把握することは困難なため、気が付いたら感染しているケースもしばしばあります。
また、感染症の中には接触など直接うつるものだけではなく、空気感染など間接的にうつるものもあるため注意が必要です。
家猫が増えており、「うちの子は外に出ないから病気にならないだろう」と予防接種をしない方もいますが、家族や来訪者から感染する可能性があるため、接種しておくことをお勧めします。
ちゅら動物病院は札幌市北区にある年中無休の動物病院で、猫の3種混合ワクチン、5種混合ワクチン接種の対応をしています。
手稲区、中央区のほか、石狩市や小樽市などからもアクセスしやすい立地にありますので、お近くにお住まいでワクチンのご相談がありましたらいつでもご連絡ください。
生後8週以降:3種または5種混合ワクチン
生後12週以降:3種または5種混合ワクチン
その後は1年に1回接種される方が多いですが、近年では毎年打たなくても良いという流れが主流になってきており、3年ごとの接種を推奨している病院もあります。
ワクチン接種後は副反応が出ることがあり、接種後~数時間の間に見られることが多いです。元気や食欲がなくなったり、接種したところを痒がったりすることがあります。
また、顔や口の周りが腫れることもありますがこれらの症状は時々見られます。
ごくまれにアナフィラキシーという非常に重大なショック症状を起こすことがあるので接種後、長時間の外出は避け様子がおかしいと思ったらすぐに病院に連絡しましょう。
ワクチン接種は少なからず猫への負担があるため、ワクチン接種の当日は体調を確認し、元気な日に連れて行きましょう。副反応が出ても対応できるよう、なるべく午前中に接種することが望ましいです。
動物病院によって異なりますが、一般的には3種混合で3000~5000円程度、5種混合だと5000円~8000円程度です。また、ワクチン接種は治療ではなく健康的な身体に行う予防行為なので、ペット保険の対象にはなりません。
ワクチンを接種すると証明書が発行されるので、きちんと保管しておきましょう。
ワクチンの追加接種に連れていく場合は、過去のワクチン接種証明書を持参しましょう。いつ、どんな種類のワクチン接種を受けているか獣医師が把握するために必要になります。
愛猫の健康を守れるのは、飼い主さんだけです。
特に子猫は未成熟であり、免疫力が十分ではないため感染症にかかるリスクが高いです。感染してしまうと、重症化する可能性が高く、命の危険性もあります。感染症を予防し、重症化を防ぐためにはワクチン接種が非常に有効です。新しい子を家に迎え入れたら、早めに近くの動物病院でワクチンの相談をしましょう。
ちゅら動物病院ではワクチンに関するご相談を受け付けています。「どのワクチンを打てばいいのかわからない」 「感染症の危険について詳しく聞きたい」などどんなことでも大丈夫ですので、お気軽にご相談ください。
ちゅら動物病院は犬、猫の他、インコなどの鳥類、そしてフェレット、うさぎ、ハムスターハリネズミなどの小型哺乳類・エキゾチックアニマルの診療を行なっております。土日、祝日も診療しております。夜間、時間外診療についてはお気軽にお問い合わせください。診療経験豊富な獣医師が対応させていただきますので、安心してご相談いただければ幸いです。
タカハシメグミ
外部ライター
2010年、動物看護師として石狩市の動物病院にて勤務。犬や猫を中心に診察・診療の補助を行う。2016年、結婚・出産を機に退職。その後はパートタイマーとして動物園に勤務する。2021年より、ちゅら動物病院で記事を書かせていただくことになりました!海外の論文や記事を参考に、少しでも愛犬、愛猫の健康に貢献できるような記事を目指してがんばります。
※本ライターによる執筆は本ライターに帰属するものであり、その正確性や内容に関してちゅら動物病院がなんら保証するものではありません。
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