動物病院のセカンドオピニオンの基礎知識

2021.05.28

動物病院で診断され、治療してもらっているが、なかなか良くならない…診断結果に不安や疑問が残る…などなど、セカンドオピニオンを求める飼主様の事情は様々です。しかし伴侶動物の大切な健康を左右する大事なことですから、不安や疑問があるのなら、積極的に活用したいところです。今回は、セカンドオピニオンを実際にやるときの基礎知識についてお伝えします。

できるだけかかりつけ医の先生と連携を

セカンドオピニオンを受けたいと思われるケースでは、病気が重いことが多いです。逆に軽い病気であれば不安や疑問にはつながりにくいですよね。そんな重い病気の時、セカンドオピニオンを受ける先の病院では、かかりつけ医の病院でどのような検査や診断をしたのか、そういった情報がないとより良い治療ができません。そのため、過去の診療情報について知ることが欠かせないのです。過去の血液検査、エコー、病理検査、レントゲンなど、様々な検査、診療の情報を連携することが、より良いセカンドオピニオンにつながります。

セカンドオピニオンを受けることを正直に伝える

「セカンドオピニオンを受けると言うと、先生に悪い気がする。信頼関係が崩れるんじゃないか。今後の通院に支障が出るのではないか」などなど。そう考えてしまう気持ちはとてもよくわかります。一方で、獣医師1人の限界をよくわかっているのも獣医師です。医療は完璧ではありませんし、獣医師はもっと完璧ではありません。誠心誠意、目の前の伴侶動物の健康のために全力を尽くしてはいますが、患者様の不安も、セカンドオピニオンを受けたいと言う心情も獣医師はよく理解しているはずです。また、時代的にも「セカンドオピニオンなんてけしからん!」という風潮はどんどんなくなっていますので、ほとんどの先生は快諾してくれるでしょう。

過去の診療情報の連携が非常に重要です。その連携なくしてセカンドオピニオンを受けることは、伴侶動物に無駄な検査を強いたり、治療期間が長期化したりと、辛い思いをさせてしまうかもしれません。遠慮せず、かかりつけ医の先生に正直に伝えましょう。

セカンドオピニオンと「転院」「転医」は違う

かかりつけ医との連携の重要さをもう少し説明させてください。連携なくして病院を変えることを、通常「転院」や「転医」と言います。セカンドオピニオンとは「第二の意見」と訳せますので、基本的な治療はかかりつけ医で継続した上で、別の意見を別の先生に伺うことを指すと考えれば良いでしょう。

セカンドオピニオンの結果転医するのはあり

セカンドオピニオンをした上で、メインの治療先を切り替えるという選択は問題ないかと思います。その場合は転院先の先生には、メインの治療をこちらでお願いしたい、とお伝えすれば問題ないでしょう。元々のかかりつけ医の先生にも、できることなら一声かけられるとよいかと思います。

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タカハシメグミ

外部ライター

動物看護師・ライター

2010年、動物看護師として石狩市の動物病院にて勤務。犬や猫を中心に診察・診療の補助を行う。2016年、結婚・出産を機に退職。その後はパートタイマーとして動物園に勤務する。2021年より、ちゅら動物病院で記事を書かせていただくことになりました!海外の論文や記事を参考に、少しでも愛犬、愛猫の健康に貢献できるような記事を目指してがんばります。

※本ライターによる執筆は本ライターに帰属するものであり、その正確性や内容に関してちゅら動物病院がなんら保証するものではありません。

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