犬の目やに、涙…悪性ガンの可能性もあるので動物病院で検査や治療が必要なことも

2021.11.27

犬は目やに、涙焼け、涙、その他眼球の色が薄くなってきたり緑っぽくなってきたりと、様々な症状を抱えることがあります。場合によっては単なる体調不良や、ドッグフードがあってない、というだけではなく、「目のガン」であるケースもあります。健康診断などで早期発見できると良いですね。今回は、ちゅら動物病院にご来院され、眼球内メラノーマという悪性ガンだったケース
のご紹介をします。

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目の中の腫瘍は外から見ても見つけにくいため、確認できた頃にはすでに悪化していることが少なくありません。異常があった際はCT検査、超音波検査、場合によってはMRI検査などを実施して眼球内の状態を確認します。眼球内に腫瘍が見つかったとしても、高度な設備があり専門医がいる病院の場合、摘出しなくて済む場合もあります。費用はもちろんのこと、年齢にやほかの病気とあわせて判断が変わってくるでしょうから、かかりつけ医の先生とご相談されるのが良いかと思います。

眼球を摘出する、という判断ももちろんあり得ます。今回のケースでは飼い主様とご相談の上、摘出という結論に至りました。

特に予防法がない難しい病気だけに、早期発見することが重要になります。充血や涙、涙焼け、目やになど、目に関する症状が見られるこの場合は、定期的な検診でご確認されると良いでしょう。犬は痛くてもしゃべれませんので、目を気にする、よく擦る場合などは特に注意が必要です。摘出になっても、眼球内だけで腫瘍が収まっていれば、つまり視神経のほうにまで行っていなければ、ガンのさらなる増殖は防げる可能性も十分にあります。それに関してもしっかりとかかりつけ医の先生とご相談されると良いでしょう。

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