犬の涙焼けの原因や治し方

2022.01.13

犬に非常によく見られる症状の一つに、流涙症(涙焼け)があります。この流涙症は人間にもあり、悲しくもないのに涙が出てしまう、止まらない、という症状を指します。犬の場合は被毛が多いため、涙が流れ落ちずに目頭のところに溜まり、そこに汚れなどが付着することにより、目頭の部分が茶色くなっているワンちゃんをよく見かけるかと思います。獣医師による犬の涙焼けの詳細な解説はこちらをご覧ください。

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涙焼けの原因と治療

涙焼けの治療をするには、その原因を知ることが非常に大切です。検査にはフルオレセイン排出試験と呼ばれるものや、涙の管にチューブを入れて分泌物・状態をチェックするやり方などがあります。これによって、涙の管(くだ)がどこかで詰まってしまっているのか、それとも別の原因なのかなどを突き止めていきます。前者の場合は導涙性流涙と呼ばれ、詰まりの原因となっている異物を除去・洗浄したり、場合によっては外科的な治療を行うことがあります。涙焼け治療の外科手術は専門性が高いため、状況によっては専門的な病院や大学病院にご紹介しての手術となることもあります。

ドッグフードが原因のこともあるか?

ドッグフードが原因で涙焼けになる、またはドッグフードを変えたことで症状が改善された、という論文は複数あり、フードが一つの原因にもなりえると言えます。ただし「このフードなら絶対に大丈夫」と言える万能フードはないため、体質に合うものを根気よく探す必要があります。また、フードが原因のこともありますが、先述のように涙の管が詰まってしまっていたりする場合はそもそも外科的な処置が必要だったりもしますので、その場合はフードでは解決できないこともあるでしょう。

長期化する涙焼けは一度当院にお越しください

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涙焼けは長期化してしまっているケースも多いため、なかなか治らずにお困りの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。クリーナーやワセリンを使ったり、トリミングサロンに行くことで一時的にきれいにすることもできますが、できれば根本的な治療を目指したいものです。

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ちゅら動物病院は犬、猫の他、インコなどの鳥類、そしてフェレット、うさぎ、ハムスターハリネズミなどの小型哺乳類・エキゾチックアニマルの診療を行なっております。土日、祝日も診療しております。夜間、時間外診療についてはお気軽にお問い合わせください。診療経験豊富な獣医師が対応させていただきますので、安心してご相談いただければ幸いです。

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