Hamster
エキゾチックアニマル
年5千件以上の豊富な診療実績
ハムスターの診療実績15年以上の清野院長をはじめ、開業時から一貫してハムスターの診療を行っており、エキゾチックアニマルの診療実績は年間5千件以上。手術から飼育相談や健康診断、ハムスターについてオールインワンでお任せください。 犬や猫などと全く違う骨格、生態を持つハムスターについて詳しく、丁寧で的確な診療を心がけております。
診療スキルの高度化と最新化に
継続的、具体的に注力しています
学会発表
- 2009年「フェレットのアポクリン腺癌の2症例」(於:エキゾチックペット研究会(現日本獣医エキゾチック動物学会))
- 2010年「肛門付近に発生したアポクリン腺癌の雌フェレットの1症例」(於:エキゾチックペット研究会(現日本獣医エキゾチック動物学会))
- 2011年「ウサギの盲腸部壊死性腸炎の1症例」(於:エキゾチックペット研究会(現日本獣医エキゾチック動物学会))
- 2014年「頸部脊索腫のフェレットの1例」(於:中部小動物臨床研究発表会)
- 2015年「小脳膿瘍のウサギの1症例」(於:エキゾチックペット研究会(現日本獣医エキゾチック動物学会))
- 2016年「ウサギの扁平上皮癌にモーズペーストを使用した1例」(於:エキゾチックペット研究会(現日本獣医エキゾチック動物学会))
- 2017年「髄膜種のヨツユビハリネズミの1例」(於:エキゾチックペット研究会(現日本獣医エキゾチック動物学会))
- 2023年「卵巣の顆粒膜細胞腫と子宮平滑筋腫を併発したアフリカヤマネの1例」(於:日本獣医エキゾチック動物学会))
- 2024年「顆粒膜細胞腫のヨツユビハリネズミの1例」(於:令和6年度北海道地区学会学会)
論文執筆
- 2010年 『エキゾチック診療 3号』(interzoo発刊)「フェレットの臨床 陰部周りの腫瘤に気をつけろ!」
- 2017年 『エキゾチック診療 30号」(interzoo発刊)「エキゾチック動物の3大疾患Ⅰ ハムスターの3大疾患その1:細菌性腸炎」 「エキゾチック動物の3大疾患Ⅰ ハリネズミの3大疾患その1:ダニ寄生」
- 2023年 『エキゾチックの3大疾患診断ガイド』(EDUWARD Press発刊)共著
獣医師の所属学会・研究会
日本獣医エキゾチック動物学会 | 鳥類臨床研究会 | 日本獣医麻酔外科学会 | 日本獣医がん学会 | 日本獣医皮膚科学会 | 札幌市小動物獣医師会 | 北海道獣医師会
ハムスターの診療を得意としています
こんにちは、ちゅら動物病院院長の清野です。私は今まで、フェレット、フクロモモンガ、ハリネズミ、モルモット、犬(パグ)、猫(MIX)、ウサギ、シロフクロウ、ハヤブサなど、さまざまなエキゾチックアニマルを伴侶動物として共に暮らしてきました。自分自身もそういった動物たちの飼い主として、飼い主の皆様の心情に寄り添った診療ができるよう心掛けております。また、診察の品質についてはどこにも負けないよう日々研鑽を重ねております。また、ちゅら動物病院ではハムスターを伴侶動物とされている飼主様からのご相談が大変多く、数多くの診療実績がございます。ハムスターの健康問題、診療について、お力になれることがあるかもしません。ぜひ一度ご相談いただければ幸いです。
ハムスターの手術にも対応しております
ハムスターの手術には術前の詳細な検査が不可欠です。当院では血液検査やレントゲン検査を通じて全身状態を正確に把握し、万全の準備を整えます。手術中は、保温・酸素供給・麻酔・疼痛管理を複数のスタッフで協同で行い、安全性の確保を最優先にします。また、ハムスターは体の構造等が犬や猫とは大きく異なるため、必要な麻酔量や手術の方法も異なります。常に最新の知見を取り入れるべく、学会参加や学会発表などを欠かしません。
過去の手術歴
断脚術 | 骨折整復術 | 腸重積整復術 | ペニス脱整復術 | 頬袋切除術 | 体表腫瘤切除術 | 皮下腫瘤切除術 | 子宮卵巣腫瘍摘出術 | 精巣腫瘍摘出術
当院では幅広く様々な手術に対しての実績がございます。上記以外の症例でもお気軽にご相談ください。
二人三脚の治療を徹底
治療における選択肢をご提案する際、良い面だけではなく、治療に伴うリスクや懸念事項についても詳しくご説明することを重視しています。なぜなら、飼い主様が十分な情報を持って初めて、大切な家族である動物にとって最善の選択ができると考えているからです。伴侶動物の状態、治療の可能性、そして飼い主様のご希望などを総合的に考慮し、それぞれの伴侶動物に最も適した治療計画を立てていきます。このような透明性の高いコミュニケーションと協力的な関係性こそが、真の「患者様ファースト」の医療を実現し、動物たちの健康と幸福を最優先に考えながら、より良い治療結果と満足度の高い診療体験を提供できると考えています。
「飼主様の納得・安心」を
具体的に追求します
飼主様に心から安心していただけるホスピタリティの向上が、伴侶動物の治療ストレスの軽減に重要という考えから、マナーセミナーや接遇研修などにも積極的に参加しています。獣医師、動物看護師、受付スタッフが三位一体となり、飼い主様、伴侶動物が治療に専念できるように尽力いたします。
検査・診療設備
当院では、最先端の検査・診療設備を整えることで精度の高い治療計画を実現することを目指していています。ハムスターに対応した血液検査機器をはじめ、X線検査システムや超音波検査機器などの導入。ハムスター用の療法食などもご用意しております。
デジタルX線検査システム | 生化学検査装置 | 血球計数装置 | 生物顕微鏡 | 超音波検査機器 | 内視鏡 | 眼圧計
ハムスター用の入院設備
当院ではハムスター用の入院設備を完備しております。ハムスターは犬、猫と分けた個室を用意し、そこに個別に小型ケージを設置。追加で専用ヒーターなどを用い徹底した管理を行っております。入院室内は空調管理を徹底し、清潔に保っています。完全個室になっており、入院舎用エアコンを導入し、温度管理、湿度管理には万全を期しております。
よくある質問
- 待合室に犬や猫もいますが、うちのハムスターが怖がってしまわないか心配です。
- 診察開始までお車でお待ちいただくことも可能ですので、安心してご来院ください。
- 具合が悪そうで受診したいのですが、ネット予約が埋まっています。どうすればいいですか?
- 状況によってはお受けできる場合がございます。事前にお電話にてご相談ください。
- 爪切りや飼育相談のみの利用は可能ですか?
- はい。可能でございます。健康診断にも対応しておりますので、ご予約のうえ、ご来院ください。
- 駐車場はありますか?
- はい。無料駐車場が6台ございます。
- 現金以外にお支払い方法は何がありますか?
- 各種クレジットカード、電子マネー、QR決済に対応しております。詳しくはこちらをご覧ください。
ハムスターの獣医師コラム
ハムスターの特徴
ハムスターはエキゾチックアニマルの伴侶動物の中で最も飼育されている動物のひとつでしょう。一般的に飼育されている種は、ジャンガリアンハムスター、ゴールデンハムスターであり、ほかにロボロフスキーなどより小型の種やクロハラハムスターなどより大型の種もいます。こんなに小さくてもきちんと飼い主を認識し、おやつを欲しいと訴え、一生懸命回し車を回し、かわいいしぐさで私たちを魅了してくれます。そんなハムスターの寿命はおよそ2年です(クロハラハムスターはおよそ3年)。人間に比べ、すごい速さで歳をとっていき、1歳以降になると病気になることが増えます。ハムスターは人間に比べ非常に短命ですが、その一生は飼い主にとっても貴重な時間となります。
Featureハムスターの生態について知ろう
冬眠は基本しない
たしかにハムスターの中には冬眠する種はいます。野生のゴールデンハムスターは冬眠しますが、それはきちんと冬眠への準備を行い、時期が来れば冬眠に入るのです。伴侶動物として飼っているハムスターは冬眠に対する準備はしませんから、もし、寒くなって動かなくなっている場合は、冬眠ではなく、低体温症に陥り死に近づいている状態です。冬になると、人間も含め、みんな寒さに気をつけます。ですが、一番事故になりやすいのは季節の変わり目です。秋から冬にかけて急に寒くなった時が要注意です。
ケージの選び方に注意
ハムスター用のケージが様々売られていますが、その中には見た目はよくても危険が潜むものも少なくありません。よくある事故としては、側面の柵をよじ登り、高所から落ちて骨折したりや細い隙間に挟まり動けなくなって気づいたときには衰弱していることがあげられます。もちろん、それらのケージも欠点ばかりではありません。柵状の側面は通気性が確保され衛生面でよいこともありますし、筒状の通路や複雑な構造はその子の活動性を増しQOL(生活の質)の向上となるでしょう。ハムスターもいろいろ性格があり、おとなしい子や活発な子がいます。ぜひ、「ハムスター用のケージ」ではなく、「その子にあったケージ」を選んであげてください。
生涯伸び続ける前歯のケア
ハムスターは生物学上、げっ歯目のねずみ亜目に属します。つまり、前歯が生涯伸び続ける種類ということです。ハムスターでしばしば起こる疾患のひとつに「不整咬合」という疾患があります。これは、何かしらの影響により歯が正常に伸びることができなくなり、咬み合わせが悪くなってしまった状態のことです。よくある原因としては、柵状の側面をガジガジ咬んでいる間に歯根に負荷がかかり、正常に伸びなくなるパターンです。残念ながら、一旦不整咬合になってしまったら根治は難しく、生涯歯のカットが必要になります。こうならないように予防したいところですが、柵を咬むという行動を覚えてしまった子にしつけをして矯正することはなかなか困難です。そういった場合どうしたらよいでしょう?答えは簡単です。その子を変えるのではなく、飼い主が変わればよいのです。つまり、考え方を変えて、その子の環境を咬むことができないような環境に変えればよいのです。具体的には網の細かいネットを付ける、ケージを柵状ではないものに変える、などです。その子のことを真剣に考え、その子にあった環境を作ってあげたいものです。
小さなお子さんにハムスターを買ってあげる方へ
差し出がましいことを申し上げますが、この場を借りてお伝えさせていただければと思い、書かせていただきます。伴侶動物の中でもハムスターは気軽に購入でき飼育スペースも非常に限定的で飼育は比較的容易な部類です。そのため、小学生などのお子さんが世話をしている場合がよく見受けられます。一方、それがゆえに飼育環境や管理が悪く、病気になることも少なくありません。小学生のお子さんに世話をさせることで多くを学ぶことができるのでそのこと自体には大いに賛成ですが、命がある生き物であることを「親も」十分理解し、病気にならないよう適切な飼育を「お子さんと一緒に」考えてほしいと切に思います。ハムスターを「買う」ことは簡単ですが、きちんと「飼う」ことはなかなか難しいものです。飼育に関して何か疑問に思ったり、体調がいつもと違うことなどあれば、遠慮なさらずお気軽にご相談ください。
ハムスターの治療・飼い方
ハムスターの診察をする病院はまだまだ少ないのが現状です。夜間や時間外の病院でも、ハムスターの診療経験がある獣医師に出会えたらそれは非常に幸運なことだと言えるでしょう。もちろん、飼育頭数が犬猫の方がはるかに多いので、仕方がない側面もあります。ちゅら動物病院は、ハムスターの診療実績が豊富にあります。ハムスターの体調が悪いかな、と思ったら、病気かな、と思ったら、お気軽にご相談ください。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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| 9:30〜12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| 13:30〜15:15 | ● | ● | - | - | ● | - | - |
| 16:30〜19:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
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