フェレットの診療

フェレットの特徴

フェレットはイタチ科の肉食動物です。10年以上前に人気が出て飼育され始めましたが、今ではだいぶ下火になってしまいました…。それでも、フェレットをず~っと飼い続けている人がいるくらい、根強い人気があります。人気の秘訣は犬や猫に比べて飼いやすいからでしょう。「散歩はいらない」「鳴かない」「多頭飼育ができる」「フェレット用フードがある」「トイレを覚える」「多種多様なカラーリング」など、非常に魅力的です。フェレットは好奇心旺盛で、活動時間中はほぼ動き回っていて、飼い主と遊んでくれる子も多いです。特有の体臭がありますが、フェレット飼育者からすると、この臭いが好ましいようです。

フェレットの性質

暑さに非常に弱い

フェレットの原産はヨーロッパですが、今では全世界に分布しています。しかし、日本の夏は高温高湿でフェレットにとっては過酷であり、熱中症で命を落とすこともありうるので注意が必要です。逆に、寒さには比較的強いと思われますが、他の動物同様、体の状態やライフステージによって適した環境を整えてあげたいものですね。

やんちゃな子が多い

フェレットは好奇心旺盛な子が多く、様々なトラブルを引き起こしてくれます。例えば、フェレットはグニグニした食感のものを好みます。そのため、ゴムなどを遊んで咬んでいる間に、それを誤飲することがよくあります。誤飲したものが便となって排泄されれば幸運で、最悪腸閉塞になり手術、もしくは手術が間に合わなければそのまま死につながることもあります。また、パパイヤスティックなどがおやつとして市販されていますが、これもこの食感のためフェレットは好んで食べます(ただし、肉食動物であるフェレットにとってパパイヤの消化はほぼされず、栄養にはなりません)。しかし、これについても、消化できず腸閉塞を起こすことがあり注意が必要です。与える際は細かくして詰まらないサイズにする必要があるでしょう。また、好奇心旺盛のため、ズンズン色々なところに進んだり、細いところや狭いところにもぐることも好むため、事故には注意が必要です。フェレットは近視であり、近くのものしか見えません。それなのに、高いところからジャンプして事故になることもあります。お部屋に出す際は、必ず見守ってあげてくださいね。

寿命は6~8歳。3歳以上で病気になりやすい

フェレットの寿命は、昔は6歳くらいでしたが、医療の高度化や飼育環境の整備などで寿命が延び、近年では6~8歳、まれに10歳を超える子も見かけるようになりました。しかし、病気になり始める年齢はあまり変わらず、3歳以上で多くなります。フェレットの3大疾患と言われる「インスリノーマ」「副腎疾患」「リンパ腫」もこのくらいの年齢から認められることが多いです。健康そうに見えても、1年に1回は健康診断を受けて病気の早期発見につなげたいものです。

ちゅら動物病院はフェレットの診療を得意としています

こんにちは、ちゅら動物病院院長の清野です。私は今まで、フェレット、フクロモモンガ、ハリネズミ、モルモット、犬(パグ)、猫(MIX)、ウサギ、シロフクロウ、ハヤブサなど、さまざまなエキゾチックアニマルを伴侶動物として共に暮らしてきました。さらには2014年に頸部脊索腫の、2009年にフェレットのアポクリン腺癌のフェレットの症例について、エキゾチックペット研究会(現:日本獣医エキゾチック動物学会)で学会発表を行っております。ちゅら動物病院ではフェレットの健康、病気のご相談が大変多く、数多くの診療実績がございます。フェレットの健康問題、診療について、お力になれることがあるかもしません。ぜひ一度ご相談いただければ幸いです。

フェレットの治療・飼い方

先述しました、インスリノーマ、副腎疾患、リンパ腫の他にもかかりやすい病気があります。フィラリア症、ジステンパー、泌尿器疾患、アリューシャン病などです。フィラリアは犬糸状虫が感染することによって起こるものですが、犬に感染することでよく知られています。フェレットも罹るんですが、フェレットの場合は犬よりも体格も小さく、重篤な状態になりやすくなるため、予防が重要です。

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