Our Mission鳥に詳しい獣医師として札幌市に貢献したい
ちゅら動物病院は、院長が獣医師になって以降一貫して鳥類をはじめとしたエキゾチックアニマルの診療を行っており、もちろんちゅら動物病院の開院からも多くの鳥類の診療をさせていただきました。犬や猫などと全く違う骨格、生態を持つ鳥類について詳しく、丁寧で的確な診療を心がけております。鳥類の体調や病気、健康問題でお悩みになられました際は、ぜひご相談ください。
Feature鳥の生態について知ろう
南国出身、気候に注意
元々、セキセイインコもオカメインコもオーストラリアの乾燥した内陸部で生活しています。同じ地域で生活しているため、時にはセキセイインコとオカメインコの交雑した群れも見受けられるようです。内陸部なので気温は年間を通じて一定では無く、季節に応じて移動して生活しています。若くて元気がある鳥であるならば、日本の気温にある程度適応できるでしょう(それでも、北海道の冬はさすがに厳しいと思います。)。しかし、幼鳥や病気の鳥、高齢の鳥さんには日本の環境は厳しいものです。人と同じで体調やライフステージにあった生活環境を整えてあげたいものです。
病気を隠すのがうまい
「鳥類は病気を隠すのがうまい」とよく言われます。基本的に空を飛ぶ鳥類は木の枝にとまっているか空を飛んでいるかの生活であり、「それができなくなっていること = 他の動物に襲われ死に至る可能性が高い」ということなのです。そのため、かれらは最後の最後までできるだけ木に留まり、弱みを見せません。そのかれらの努力は飼い主様にとってはとっても厄介で、いつの間にか病気が進行し、「弱っている = 死の一歩手前」となっていることもしばしばあります。
見た目でわからない隠れ肥満も
鳥類はみな羽毛で覆われており、見た目に太っているか、痩せているかはとても分かりにくいものです。ごはん食べ放題でブクブクに肥満している子や何かしらの疾患をもち栄養不良になってガリガリに痩せている子が来院することがありますが、多くの飼い主さんはその子の体型に気づいていません。種子食のインコはごはんを食べるときにしばしば飛ばしてしまいますから、実際にどれほど食べているかよくわかっていない飼い主さんもいらっしゃいます。体重を測ることは、健康維持のパラメータになります。体重がどんどん落ちているなら何かしらのトラブルを抱えている可能性がありますし、増えているなら他の動物同様、健康のために食事量を調整しなくてはなりません。体重測定は何も難しくはありません。キッチンスケールの上にT字のパーチを置いてそこに留まってもらったり、遊びの一環でスケールの上に移動してもらうだけなのです。病気にならないよう、また病気の早期発見に努めたいものです。
鳥類の診療を得意としています
こんにちは、ちゅら動物病院院長の清野です。私は今まで、フェレット、フクロモモンガ、ハリネズミ、モルモット、犬(パグ)、猫(MIX)、ウサギ、シロフクロウ、ハヤブサなど、さまざまなエキゾチックアニマルを伴侶動物として共に暮らしてきました。また、ちゅら動物病院では鳥を伴侶動物とされている飼主様からのご相談が大変多く、数多くの診療実績がございます。鳥類の健康問題、診療について、お力になれることがあるかもしません。ぜひ一度ご相談いただければ幸いです。